ども。コピーライターノベリストの眞山です。
最近移動中などに、スマホ小説を読んでいます。
これがなかなか面白くで、だいぶはまるんですが・・・
僕が読んでるのは、エブリスタという無料小説サイトですが、ここに登録されている小説だけで、何万作品とあります。
ここまで作品の数が多いと、まず表紙が目に留めなければ、読んでもくれません。
訪問者の目を留まらせるには、言うまでもなく表紙が大切です。
これは電子書籍にも当てはまることなので、今回は表紙について書かせて頂きたいと思います。
でも、自分で作るよりは・・・
デザイナーさんと友達になる!
お勧めは、仲のいい絵師さんかデザイナーさんを作って、お願いしてしまうことです。
文章も表紙デザインも両方やる!って考えていると、膨大な時間がかかりますし、何より文章とデザインでは、必要とされてくるセンスが違ってきます。
自分でやるよりは、意思疎通がうまく図れる絵師さんと仲良くした方が近道と考えた方が、色んな意味でお勧めです。
どうやって絵師さんと繋がるかと言うと、こんなサイトがあります。
イラスト作品の掲示板のようなサイトで、イラストを描かれている方なら知らない人は、ほぼいません。
このサイトに登録して、好きな雰囲気や、自分の作品の雰囲気に合ったイラストを描かれている方を見つけて、仕事を依頼してみるといいです。
まずは登録してコミュニケーションをとってみましょう。
それか、以前も紹介したココナラやクラウドソーシングサイトで、外部発注するのも手です。
自分で表紙を作るときのおすすめソフト
場合によっては自分で表紙を作った方が早いこともあります。
シンプルな表紙で構わないというときです。
Windowsを使っていれば、ペイントなどが内蔵されていますので、それでも制作は可能です。
しかし、もっと使いやすく、細かな編集ができるフリーソフトがあります。
フォトスケープというソフトです。
使い方はこのサイトが分かりやすいです。
フォトショップほどではないにしろ、本の表紙やブログのヘッダー画像の編集などをするには困りません。
写真と文字の合成は勿論、リサイズ、トリミング、色の調整などの機能がついています。これを使うことをお勧めします。
表紙はシンプルに分かりやすく!
さて、フォトスケープを使えば簡単な表紙なら作れてしまうのですが、問題はどんなデザインの表紙にするか、です。
電子書籍も、数ある書籍の中から訪問者さんの目に留めて頂かなければ、購入には至りません。
目に留めるにはどうするのか?
それは、タイトルの中で特に強調したい文字を決めることです。
僕が書いた電子書籍をある出版社さんが販売されていますが、それを見て頂けると、よくわかります。
この表紙のデザインは、出版社さんが作られたものですが、強調したい文字は「即日報酬」と「夢」という文字です。
これが、パソコンやスマホ上に並んでいる本の一覧の中で特に目を引くわけで、訪問者さんに魅力を感じて頂けるように狙っています。
人がパッと見て目に入り、しかも記憶に残る文字数は、せいぜい6文字~8文字程度だと言われています。
目立たせようとして、色んな文字を大きくするよりは、文字数を絞って強調する方が良いみたいです。
色にもこだわろう
これは電子書籍に限らず、ブログやツィッターのヘッダーや、ホームページにも言えることですが、配信している情報の雰囲気にマッチしたデザインの表紙にすることが大切です。
文字の大きさを工夫すれば、目は留められるかもしれませんが、もう一つ踏み込んで「読んでみたいな」と思わせる必要があります。
そこで、文字の大きさの他に考えて頂きたいのは、表紙の色合いです。
たかが色??と思うかもしれませんが、これは非常に大切です。
戦争の内容なのに表紙がピンクだったり、甘い恋愛の話なのに表紙が黒だったりしたら、何だか拍子抜けますよね?
配色の基本としては、マンセル・カラーシステムというものがあります。
色を定量的に見るときのシステムですが、これに従って話を進めます。
色には、それぞれ連想させるイメージがあります。
そのイメージに従って、大まかな色を決めていくといいでしょう。
大体、以下のようになります。
赤:情熱・エネルギー・怒り・激しい
ピンク:優しい・女性・愛情
オレンジ:暖かい・明るい・活発・躍動
黄色:元気・希望・注意(信号機のイメージ?)
緑:平和・穏やか・安らぎ・自然
青:冷静・実直・真実
紫:気品・優雅・高級感
白:純白・素直・純粋
灰色:地味・迷い・不安
黒:重圧・死・静寂
シンプルなデザインであれば、短順にこの色を背景か文字色にして作ればいいでしょう。
イラストや写真を使うのであれば、その色を基調にしたものを選ぶといいです。
デザイナーさんへ依頼するのであれば、「こんな色をメインにして」と伝えると、デザイナーさんが制作しやすくなります。
写真を使うのであれば、なるべく同じ色が多いものにしましょう。タイトルを入れる部分は、特別な効果を出す以外は同じ色の背景の方が見やすくなります。
水、空、草原、紅葉など、単純なものがお勧めです。
これは文章とは関係ないテクニックになりますが、前述したように、電子書籍以外でも何をするにも抑えておきたいテクニックです。
プロと張り合うほど磨く必要はありませんが、最低限自分の作品を引き立たせるデザイン力を見につけるのはお勧めします。
何より、自分の書いた本を彩っていく作業は楽しいですよ(笑)
次回はいよいよ、出版方法をお伝えします!
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