ども。コピーライターノベリストの眞山です。
前回の記事で、電子書籍の目次と内容の考え方をお伝えしました。
今回は、電子書籍を販売する内容とともに、そのテーマについて考えていきたいと思います。
あなたが書けるテーマで電子書籍を書いてみましょう!とお伝えしましたが、より多くの方に興味を持ってもらうための打ち出し方があります。
人の根本的欲求を把握し、それに答えるテーマと内容にすると、一目みただけで「おっ」と目に止める書籍にすることができます。
人の欲求は3種類
人が動くときの欲求は、おおまかに3種類あります。この3つを煽りたてる内容にします。
- 恐怖・不安を見せる
- 現在の欲求を明文化する
- 明るい未来を提示する
それぞれ見ていきましょう。
恐怖・不安を見せる
「こうなりたくない!でもなってしまうかもしれない・・・」そんな、誰かは抱えていそうな不安を提起し、そうならないための改善策を提示します。
例えばこんな感じのタイトルでしょうか。
例:借金地獄に陥る日・・・借金を作らない生活をするにはどうするのか?金策に関する内容。
忍び寄る病魔・・・病気の怖さを解説し、健康の秘訣を伝える内容。
パッと思いつく程度ですが、このようになりたくないですよね?と問題提起したところで内容に入っていきます。これは、自分にあてはまるかもしれないと感じた人の興味を引くでしょう。
あまりひどい不安を煽ってしまうと逆効果なので、適度にマイルドに(笑)
現在の欲求を明文化する
これが手法としては一番多い気がします。現在あなたは、どうしたいですか?と訴えかける方法です。
例:会社を辞めて独立するなら今でしょ!・・・起業するメリットや方法を伝える内容。
あなたがモテる10の方法・・・恋愛で悩んでいる人へ、恋人を作る方法を伝える内容。
明るい未来を提示する
保険会社のCMなんかはこの手法をバリバリ使っています。
「今こうしておくと将来安心ですよ!」と、未来を明るくする方法を伝えます。
例:老後に後悔しないための貯蓄術・・・貯金や投資などについての方法をまとめます。
内容・商品説明は、この法則をもとにする!
電子書籍を書く上で、これだけは知っておくと便利なので紹介します。
「PASONAの法則」です。
広告文章の手法で、お客さんの購買に至るまでの最適な心理プロセスです。営業でよく使われる手法ですが、これを使います。
P・・・Problem<問題提起>
~なことで困っていませんか?など、読者が不安に思っていそうなこと、改善したいこと、欲求などを提示し、同意を求めます。
A・・・Agitation<問題を煽り立てる>
このままだと、将来さらに悪化しますよ?なんとか変えたいと思いませんか?など、Pの部分を放置しておくとどうなるかを明確に分かるようにして、問題を煽り立てます。
S・・・OSolution<解決策の提示>
そんなあなたには~がお勧め!など、問題に対する解決策を提示します。よく化粧品のCMで見ますね。
ここが電子書籍における内容の部分に当たり、最重要項目です。
N・・・NArrow down<限定、緊急、絞込み>
「~月~日まで、緊急値下げ!」や「限定30名様に○割引!」など銘打って、購入意欲を高めさせます。
「そのうち買おうかな・・・」と思った人へ「今買おう!」と決断してもらうために使います。
スーパーのタイムセールのようなものですね(笑)最近はAmozonでもタイムセールをやっていますが。
A・・・Action<行動>
購入を呼びかけます。クロージングです。
電子書籍の内容でも、この法則を意識して書くといいでしょう。特に、P~Sを構成で使います。
まとめ
今回紹介した内容は、人の興味引くための手法です。
電子書籍に限らず、ステップメール・LPなど、その他の様々な媒体でも活用できますので、ぜひ覚えておいてくださいね!
次の記事では、書き上げた電子書籍を魅力的に見せる商品紹介の作り方を紹介します!
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