ども。コピーライターノベリストの眞山です。
あなたのビジネスに、ストーリーを意識的に導入していますか?もししていなければ、ライバルとの差別化や自己ブランディングという点において、かなり損をしていますよ!
ストーリーの重要性に気付かない人が多い
ノベリストと名乗っている通り、僕のブログでは、たびたびストーリーの持つ重要さをお伝えしてきました。
ストーリーの力をビジネスに生かすと、こんなにメリットがあります。
- 見込み客の興味を引く
- 見込み客に共感、親近感を持ってもらう
- 見込み客に明るい未来を提示できる
- 見込み客にあなたの努力や実績を伝え、ブランディングや権威付けできる
- あなたの信念や目標を伝えることで、ライバルとの差別化ができ、ファンになってもらうことにつながる
これだけ色々なメリットがあるにも関わらず、その威力に気付かず、ストーリーは放っておいて見込み客を理詰めで説得しようとするビジネスマンが、いまだに多数を占めています。
これはランディングページの作られ方を見ていれば分かります。
多くのランディングページを見てきましたが、商品が開発される過程などでストーリーを導入しているものは、ほとんどありません。
ステップメールやプロフィールを見ても、同じ感想を持ちます。
口酸っぱくなりますが、ストーリーを導入するなら早い段階がいいですよ!
具体的方法
では、ストーリーを導入するということは、どのようにして文章を組み立てることでしょうか?
ただ闇雲にあれこれと出来事を組み立てても、感動を与えるストーリーにはなりません。予め考えておきたい順序があります。
ストーリーを通して伝えたいことを決める
まずは、そのストーリーを通じて、見込み客に伝えたいことを決めます。あれもこれも、ではなく一つに絞りましょう。
商品を開発したときの苦労でもいいですし、開発しようと思ったキッカケでもいいです。
これが、ストーリーのゴール地点、つまりエンディングになります。
ストーリーの切り口を決める
ゴール地点が決まったら、ストーリーをどの時点から導入するのか、切り口を決めます。
もし起業ストーリーを作る場合、まさか自分が生まれた頃から語り始める人は少ないですよね?(自分の生い立ちが起業に深く関わっている場合は別ですが)
起業のサクセスストーリーを作るのであれば、自分が初めて就職した会社での葛藤、もしくは就職できなくて困り果てていたときのどん底の時代など、ゴール地点に深く関わる時から始めると良いです。
関係ない部分は省き、テンポよく物語を構成しましょう。
また、なるべくインパクトの強い切り口だと、読者の興味を強く引きます。
- 実は起業したとき借金まみれだったんです・・・
- 実は会社を何社もクビになったんです・・・
こんな強いマイナスで入る切り口だと、「え?それが今こんなに成功してるの?」「こんなすごい商品を作ったの?」と感じ、読者は引き込まれます。
過去と現在のギャップは、大きければ大きいほどインパクトは増します。
とは言っても、ウソはだめですけどね(笑)いずれバレますので。
伝えるとインパクトがある場所と状況
これもウソはいけませんが、あなたが描くストーリーの場所とその背景(事情)の中で、打ち出すとインパクトにつながるものは打ち出していきましょう。
起業のストーリーで例を出せば、沖縄の離島で起業したという人は、都会で起業したという人とは比べ物にならないくらい経験の種類が違うはずです。
同じように、そのストーリーが進行している中での主人公(あなた)が抱える事情や、背景なども重要な要素です。
- 親がアルツハイマーで・・・
- 兄弟がうつで・・・
など、あなた以外の事情も打ち出していきましょう。
なんか不幸があるといいですよ!とイキイキして伝えているように見えてしまいますね(笑)しかし、ストーリーを彩る上で登場人物に試練を与えるのは、読者の心を掴むために重要な要素です。悪しからずご了承ください。
出来事を連続させる
ここまで固まったら、骨組みは出来上がりです。あとはゴールに向かって、出来事をつなげていきます。
理想的な流れは、マイナス要素から始まり、プラス要素、マイナス要素と交互に出来事が3つくらい続き、最後にドカンとマイナス要素、それを克服して大きなプラス要素(現在、ゴール地点)となるように構成することです。
以下のような表を作って構成すると、分かりやすいと思いますよ!
スタート地点(切り口)マイナス要素① | (出来事1) |
プラス要素① | (出来事2) |
マイナス要素② | (出来事3) |
プラス要素② | (出来事4) |
大きなマイナス要素③ | (出来事5) |
大きなプラス要素③(現在・ゴール) | (出来事6) |
まとめ
ストーリーは慣れていないと作るのが難しいという方もいると思います。しかし、映画やマンガをストーリーを意識しながら見ていると、こんなアップダウンの出来事が繰り返していることが分かってくると思います。
あなたの好きなストーリーを上の表に当てはめて書いていくと、感覚的にストーリーを構成するとはどのようなことなのか、掴めてくると思います。
ぜひ取り組んで、ライバルと差をつけてくださいね!
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