ども。コピーラーターノベリストの眞山です。
突然ですが、あなたが今まで読んだ中で一番面白いと感じた小説は何ですか?
と言うのも、先日初めてココナラに出展していた「あなたが書いた小説の感想を送ります」というサービスを購入してくれる方が現れたんです!
小説を書いている人がココナラを見ている確率はそうそう高くないと思っていたので、購入してくれる人はいらっしゃらないだろうなぁと思っていた矢先のことでした。
久しぶりに創作活動の一端を担うことができましたが、やっぱり面白いですね!どこをどう変えればさらにワクワクする小説になるのか、それを考えることもワクワクします。
感想は長文になってしまいましたが、全文読んでくださり、ありがたい評価も頂くことができました。
そんなわけで今回は、その方にさせて頂いたアドバイスも兼ねて、物語を盛り上げるための3つの要素をお伝えしていこうと思います。
これを意識してストーリーを組み立てれば、プロフィールでもLPでも劇的に盛り上げることができます。
全体的なストーリー構成に必要な要素
「ストーリーに必要な要素とは何ぞや?」と聞かれたとき、大抵の方は「出来事の連続」と答えると思います。これは間違いないのですがmストーリーの本質を突いた回答とは思えません。
僕は小説を学ぶ過程において、ストーリーに必要な要素は「対立と葛藤である」と教わりました。
確かに素人さんが書く、小説投稿サイトの小説を読んでみると、その要素が抜けている作品が多く見受けられます。
主人公の周りに敵がいなかったり、何らかの障害があってもあまり困らずに自然に展開が進んだりしている場面がありました。
一方でメディア化されている作品は、必ずこの要素が含まれています。
宮崎駿の「天空の城ラピュタ」で見てみると、パズー・シータたちは最初はドーラ一家との対立、そして軍から追われ、最終的には独自の行動を起こしたムスカと対決します。
その都度パズーは、シータを軍にゆだねたりするなど葛藤し、最終的にはあまりにも有名な滅びの呪文を唱えるに至ります。
このように面白いストーリーには、必ず敵との対立と、敵や自身の状況に対する葛藤が強く描かれています。
魅力的なキャラクターに必要な要素
次にキャラクターの魅力に必要な要素です。それは「二面性」です。
「憧れ」を感じさせる部分と「親近感」を感じさせる部分の二つを兼ね備えたキャラクターは、非常に魅力的なキャラクターとなります。
二面性を兼ね備えたキャラクターの例としては、「鋼の錬金術師」の主人公・エドワードエルリックを紹介します。
彼は史上最年少国家錬金術師という天才的な面を持つ一方で、背が低いことにコンプレックスを持っている、牛乳が嫌いと言った、誰の周りにもいそうな面も併せ持っています。
この二面性により、キャラクターへの親近感が増し、魅力につながっているんです。
他にも、超人的なパワーを持つが大食漢な「ONE PIECE」のルフィ、天才的な大泥棒だが女好きなルパンⅢ世なども、見事に二面性を持っています。
シーンを盛り上げるために必要な要素
ラストシーンなど、大事な場面で読者をグッと惹きつけるテクニックもあります。
それが「走る」「叫ぶ」という行動をキャラクターに取らせることです。
走ったり叫んだりしているということは、そのキャラクターが置かれた状況や心境が尋常でないことを示します。
叫ぶという行為の大切さは「あの日見た花の名前を僕は知らない」というアニメを見ると、よく分かります。それぞれのキャラクターが自分の心境を叫ぶシーンがありますが、そこでだいたいの人はグッときて涙してしまいます。
走るという行為としては「君の名は。」を挙げます。後半、主人公である瀧と三葉は、ほぼずっと走っていますよね。
早く移動したいなら乗り物を使えばいいと思ってしまうのですが、自転車が壊れただとか、山道で乗り物が入れないだとか、様々な事情でそれを不可能にします。ストーリーを構成するときは、このひょうに意識的にキャラクターを走らざるを得ない状況に置いてしまうというテクニックの重要になってきます。
このように「走る」「叫ぶ」という行動をとらせることにより、読者を強く引き付けることができます。
まとめ
今回は、ストーリーをより面白くするための基本的テクニックを紹介しました。
ビジネスに導入できるストーリーにも応用が利くテクニックばかりですので、ぜひうまく活用してみてくださいね!
こんにちは。初めまして。
物語を盛り上げるための3つの要素は、
自分のプロフィールを書くことにも応用できるような気がしました。
本当にありがとうございます。
初めまして!コメントありがとうございます。
プロフィールには特に物語の力は有効です。
takafumiさんのお役に立てれば幸いです♪
もし何かあれば、お気軽にご相談ください!