ども。コピーライターノベリストの眞山です。
突然ですが、あなたやあなたのビジネス、短編小説で紹介してみませんか??
もちろん主人公は、あなたです!
なぜ短編小説なのか?
短編小説(一般的にはショートストーリーとも呼ばれていますが)をお勧めするには、理由があります。
差別化を図れる
小説の最も良いメリットはこれ。
あなたやあなたの商品を詳細に、読者が具体的にイメージできるくらい鮮明に紹介されている方は数多くいらっしゃいます。と言うか、それができて初めてビジネスのスタートラインに立ったと言えます。
しかし、それはできて当然のこと。競合との違いにはなりません。
「お、この人は・・・」と、見込み客から一目置かれるようになるためには、競合とは違ったアプローチも必要です。
現時点で、ショートストーリーをブランディングに使用している人は、あなたの周りにはどれほどいらっしゃいますか?もしほとんどいない、というのであれば、差別化を図れるチャンスです!
第三者目線からPRできる
あなたが主人公!と言ったそばから違う話になりますが、お客さんを主人公にした小説を作成することも可能です。これによって、その小説の読者(つまりは見込み客)が、あなたのサービスを購入することで得られる具体的なメリットを、時系列に沿って、心を動かしながらイメージしていくことができます。特に、複雑なサービスや説明だけでは分かり辛い商品にはお勧めです。
具体例として、商品の魅力を打ち出すためのショートストーリープロットを掲載してみます。
女子高生である主人公は、街外れにある美容院を初めて訪れる。その美容院は、ネットの口コミも少なく、周りの評判も悪い。しかし自分の小遣いで行ける美容院がそこしかなく、仕方なく店のドアを開ける。出迎えたのは、加齢集が漂いそうな美容師。こんな人に髪を任せるのか、と暗澹たる思いがした。
「誰に告白するの?」
突拍子もない質問に、主人公は思わず振り向く。主人公は、クラスのある男子に告白するためにイメチェンをしようとしたのだが、それを突然突かれるとは思わなかった。一瞬見ず知らずの中年に土足で心を踏みにじられたような不快感が襲うが、仕方ない。告白しようとしている男子の特徴を話し始めた。すると思いがけず話が弾み、いつしか自分が知る限りの男子の好みを、全て美容師に話してしまっていた。
「その男子のことがよくわかったよ。じゃあ、こんな髪型がいいかな」
美容師が主人公の髪を切り始めた。出来上がったのは、今までに見たことのないショートヘア。ロングしか知らなかった主人公だが、短い髪によって明るく快活な雰囲気に変わった自分の姿に戸惑った。
数日後、主人公の想いを男子は受け取った。
こんな感じでしょうか。プロットなので雑な書き方ですが、実際に執筆に入ったときは、もう少し意外性を出せる想定です(笑)
この短編小説で伝えられることは、初めて来店したお客様の「髪を切ったことで得られる明るい未来」を、具体的に実現できる、人間性に溢れた美容師ということです。
美容師としてお客様に寄り添うことは当然かもしれませんが、読者(見込み客)の心を動かすことでより強く印象に残すことができます。それとともに、「自分がこの美容室を訪れたらどんな髪型にしてくれるのか?」「どんな魅力的な自分に変えてくれるのか?」と明るい未来をイメージさせることができます。
圧倒的な差別化と、強烈なブランディングになります。
具体的な使い方
ショートストーリーの魅力をお伝えしてきましたが、具体的にはどうやって使うのでしょうか?
これはプロフィールとは違って、十人十色としか言えないかもしれません。
以下に例として思いつく限り挙げてみます。
- HPやブログに、プロフィールとして載せて自己紹介する
- SNSで変わったアプローチとして使う
- 短編小説と画像を組み合わせて動画にし、自己紹介・商品紹介動画にして動画サイトにアップ
- LPの商品紹介に取り入れる
- 自己紹介のステップメール用に、何回かに区切って配信
- セールスレターやパンフレットに掲載する
他にも色々な使い方があると思います。
個人的に一番お勧めなのは③。ストーリーとともに、あなたの画像を交えた動画にすれば、視覚や聴覚からも訴えることができる、強いツールになります。
ショートストーリーは誰でも書けるのか?
僕の周りには僅かながら、小説をプロフィールや商品紹介として使っている方もいます。しかし僕から見ると途中まで読んだ段階で、「あ、小説を勉強していない人が書いているな」と分かります。
その理由は、感情や状況が終始全く動かなかったり、オチが弱かったり、キャラクターに魅力がなかったり、いろんなことが挙げられます。
ショートストーリーは、自分で作ることも勿論可能です。しかし、小説にはストーリー構成、キャラクターの設定、魅力ある台詞など、専門的なテクニックがわんさかあります。それらを勉強した上で作り上げられる小説と、そうではない小説では明らかな違いがあります。
もしショートストーリーによるブランディングに興味を持っていただけたら、ぜひコピーライターノベリストの眞山に相談下さい。
あなたの魅力を最大限に引き出す、あなたが主人公のオリジナル小説を提供します!
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