ども。コピーライターノベリストの眞山です。
前回の記事で、セミナー開催のメリットをまとめてみました。
しかし、セミナーを主催したことがない方にとって、長時間人前で話すということは非常にハードルが高く感じるかもしれません。
僕のお客さんにセミナー開催をお勧めしたことがありましたが、イマイチ乗り気ではないようでした。
僕だって得意という訳ではありません(笑)
しかし、やはり何事も経験です。何度かやっているうちに、人前で2時間くらい話せるようになりますよ!
そうなるためには、自分が自信を持ち、安心できる企画・マニュアルが手元にあることが前提条件です。
どのようにしてマニュアルを作れば、参加者に価値を提供でき、信頼を獲得でき、集客に有効なセミナーを開催できるのでしょうか?
ここでは一例として、ワードプレスについてのセミナーを行う場合のセミナーの組み立て方をお伝えしていきます。
①セミナーの目的を決める
ただワードプレスのセミナーと言っても、何のためにセミナーを行うのかを決めておかなければ、その内容がブレて分かり辛いものになってしまいます。
開催すると決めたら、次に必ずその目的を明確にしておきましょう。
目的で言えば、以下のようなものがあります。
見込み客の獲得
顧客のフォロー
商品の宣伝・販売
人脈形成
ここでは、「ワードプレスサイト制作代行を自分に依頼してくれる見込み客の確保」としておきます。
目的が決まったら次は、ターゲットを決めていきます。
②ターゲット選定
目的が決まったら、ターゲットはおのずと見えていると思います。
しかしまだ漠然としている状態だと思いますので、もう少しハッキリさせておくと良いでしょう。
例の場合、単なる「見込み客」ではまだぼやけていますので、「ブログを作ったことがない初心者。PCにはある程度触れているが、情報検索程度。ターゲットの目的は、自分のビジネスの宣伝」としておきます。
ここまで決まると、以下が固まりました。
- セミナー開催目的:ワードプレス制作代行サービスの見込み客獲得
- 販売商品:ワードプレス制作代行サービス
- ターゲット:ブログ初心者の起業家
③ターゲットの目的
ターゲットがハッキリ見えてきたら、次はそのターゲットとなる人が何を求めているのかを考えます。
人がセミナーに参加する目的は、何らかの変化を求めているからです。
そのターゲットが望む変化を考え、それを実現させるにはどのような内容にすれば良いか考えます。分かりやすく言うと、参加者のゴールです。
例の場合、開催者の目的を踏まえながらターゲットのゴールを考えると、「ワードプレスサイトをビジネスに生かすことの重要性を理解し、制作代行使用を考えるようになる」ということになります。
④セミナー内容
するとセミナー内容は、以下のようにすることが考えられます。
- ビジネスにおけるweb戦略の重要性(SEO対策やSNS連携による集客効果、ブランディングなど)
- ワードプレスサイト設置によって得られるベネフィット
- なぜワードプレスブログが重要なのか?無料ブログとの違いは?
- 制作代行を使うときのメリット
これがもし参加者のゴールが「一日で自力でワードプレスサイトを立ち上げられるようにすること」であれば、全く別の内容になっています。重要性などを深く語るより、一緒に作業をしていく必要が出てくるからです。
まとめ
セミナー企画の考え方をお伝えしましたが、イメージできてきましたでしょうか?
ここにあるのは一例ですので、最初はこの考え方をベースに企画立案されると良いと思いますが、慣れてきたらあなたなりのセミナーの流れを考えると良いでしょう。
大切なのは、開催者の目的・参加者のゴールに沿った内容になっているかです。
次回以降、セミナーの内容の考え方をもう少し深く突き詰めていきますね!
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