今回は、このブログで初めて映画のレビューを書いてみたいと思います。
本来ストーリーについてお伝えするブログなので、もっと映画や小説、ドラマなんかのレビューも書いていきたいのですが、なかなか映画を見に行けず・・・でも今日は久しぶりに時間を作って見に行くことができました。
見た映画は、『空母いぶき』。
『沈黙の艦隊』などのかわぐちかいじが原作。コミックを実写化したものだそうです。
ネタバレはしない程度に書いていきたいと思います。
あらすじ
近未来、謎の武装勢力が日本の波留間群島に上陸、占領される。海上自衛隊は、日本で初めて配備された空母「いぶき」を旗艦とする第5護衛隊群に出動を命じる。現場に向かう「いぶき」に、敵の潜水艦は突如魚雷を発射。政府はついに、戦後初となる防衛出動を発令する・・・
あらすじだけ見ると、ちょっとありえないんでは?という展開は否めません。日本にケンカ売るってことは、背後にいるアメリカや国連も敵に回すことになるので、そんなアホな国はそうそういないはず。。。とは言いつつも、完全なる近未来ファンタジーにはなり得ないなと思わざるを得ません。
映画を見ての感想
日本は武力はあっても、あくまで自衛のためですから、極力攻撃はできないわけです。
それを自衛隊が固く守っていることは、現実にいくつもの事件でも証明されています。
記憶に新しい韓国の船からのレーダー照射を受けても、日本は反撃の兆しさえ見せなかったわけです。
しかしこのような武力に頼らない状態は、果たしていつまで続けることが可能でしょうか?
映画に登場する総理大臣役の佐藤浩市の台詞で、「当然のように日本は他国に守られていたが、それが単なる理想と分かった」みたいな台詞があった気がします。(詳しくは覚えていませんが)その台詞を聞いて、日本国憲法の前文の一部をフワッと思い出しました。
気になったので、後で調べてみると、僕が思い出したのは以下の一節でした。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
平和を愛する諸国民を信頼して、とあるのは、ミサイルをぶっ放している北朝鮮も含まれるのでしょうか?無駄にケンカをふっかけてくる韓国も含まれるのでしょうか?
こう考えると複雑になります。
だからと言って戦争できるように憲法を改正しよう!ということではありませんが、自分の国は自分で守れなければいけないんだろうなぁ、と漠然と考えるようになりました。
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