金融の本となると難しいイメージがありますが、この本はストーリー形式になっていて非常に読みやすいです。
タイトル通り、難しいことはわからなかいですが、なんとなくお金の増やし方が分かりました笑
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本書で特に印象に残ったのは、以下のポイントです。
銀行に近づいてはいけない
半沢直樹は怒るかもしれませんが笑
僕らの小さい頃からしたら真逆です。
親はバブル期に働いてたので、銀行にお金を預けておけば増えるなんて言ってましたが、当然ながら今は通用しないですよね。
定期預金で年利0.01%増やすよりも、国債や投資信託で増やした方が遥かに儲かります。
銀行はローンを組ませたり、手数料の高い投資信託を勧めることが多いとのこと。
日本は金融の勉強を義務教育でしないから、この手の知識は勉強したもんがちになってしまってますが、勉強しないとどれだけ損をしてるか…
生命保険は入った方がいいの?
僕も迷ったことがありますが、シンプルに回答してくれています。
入るべき人は、自分が死んだら家族が路頭に迷う人。
入るべき保険は、死亡保証だけで特約のないシンプルな保険。
その他は、保険屋の利益のためにサービスを複雑にしてるケースがほとんどだそうです。
確かに二回ほど保険の営業マンと話したことはありますが、よく分からないという印象でしたね。
将来のためにやるべき投資は?
二つ紹介されています。
一つは、積み立ての投資信託。投資というと、株をやって大きく減らしてしまう可能性は?と考える人もいますが、投資信託はギャンブルではありません。
リスクゼロではないですが、数十年という長期スパンで見ると年利5%前後を見込めるそうです。
無理ない範囲で毎月積み立てていけば、大きく返ってきますね。
もう一つが確定拠出年金。いわゆるiDeCoというやつです。
簡単に言えば、今積み立てている年金とは別に、自分の意思で積み立てる年金のことです。
単に積み立てるだけではなく、所得税や住民税が安くなるのがいいもころですね。
デメリットは60歳までは下ろせないこと。急にまとまった額が必要ってなったときでも崩せません。
利用するかは、ライフスタイルによるかもしれませんが、基本的にはやった方が良さそうですね。
まとめ
日本は金融に関しては後進国と言われているそうです。自分で勉強しないと、老後の不安を抱えたまま定年することになってしまいます。
今までの常識である「お金を貯める」から、「お金に働いてもらう」という考えにシフトすることがでる良書でした。
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