ども。コピーライターノベリストの眞山です。
前回に引き続き、営業について考えたことをシェアしていきたいと思います。
普通、売り込みという行為は、かけられた側はあまりいい気分がしないものですよね。こちらの都合は問わず、相手の都合でズカズカと「買って買って」と営業をかけてくるもんですから。
しかし…見込み客の気分を害することなく、売り込みを仕掛ける方法が、どうやらあるようですよ…
小説家によるwebコピーライティング
未分類 眞山 健幸
ども。コピーライターノベリストの眞山です。
前回に引き続き、営業について考えたことをシェアしていきたいと思います。
普通、売り込みという行為は、かけられた側はあまりいい気分がしないものですよね。こちらの都合は問わず、相手の都合でズカズカと「買って買って」と営業をかけてくるもんですから。
しかし…見込み客の気分を害することなく、売り込みを仕掛ける方法が、どうやらあるようですよ…
マーケティングには、その方法に応じて2種類に分けられます。
インターネットやSNSで情報を発信するなどして、見込み客からは自発的にアプローチしてくるように促す方法を「プル型戦略」と言います。
それに対して、一般的に攻めの営業と言われる、飛び込み営業やテレアポなどを「プッシュ型戦略」と言います。
売り手が見込み客に対して、直接アプローチする方法なので、プッシュ(つまりは押す)ということになります。
分かりやすいネーミングですよね。
他にも、テレビやラジオ・You tubeなどに流れるCMや、ダイレクトメール、FAX配信などもこのプッシュ型戦略に当てはまります。今はあまり見かけませんが、訪問販売もそうですね。
こうして見ると、仕掛けられる側の一般人だとすると、印象が良いのはどちらの方法でしょうか?
プル型から見ていくと、この方法に悪印象を持つ人はほとんどいません。
なぜなら買い手側は、必要だから自分で探して得た情報だからです。
良い飲み屋を探すときにぐるなびを見たり、旅行に行くときにJTBの旅プランを見たり…
これらは、全部自分で欲しいから得る情報ですから、好きも嫌いもありません。必要なんです。
これに対してプッシュ型の広告はどうでしょうか?
僕個人の感想ですが、テレビCMを見ていて「あ、これが欲しい」と思ったことは、年に1度あるかないかです。
You tubeに流れるCM動画も、スキップ可能になるまでの5秒がやけに長く感じます。
そのほとんどが「不要な情報」であり「興味のない情報」だからです。
だから、その情報を強制的に詰め込まれる時間が、短い時間であっても不快に感じるわけです。
訪問販売などはさらに分かりやすいですよね。夜の夕食時間帯に来た訪問販売員を、妻が撃退していたことがありました(笑)
要するに、プル型の広告は「相手に与える印象が良い」「相手が必要としている」という特徴があり、プッシュ型の広告は「相手に与える印象が悪い」「相手が不要の場合が多い」という特徴があるんです。
では、プル型のマーケティング戦略のみを行うべきでしょうか?
これをメインにする必要はあると思いますが、全てプル型にしてしまっては、待ち一辺倒になってしまいます。
プッシュ型広告でも、相手に悪印象を与えることなく、しかも効果を打ち出す方法があるようでした。
それを、前述の交流会で出会った、あるデザイナーさんからのお話で勉強しました。
そのデザイナーさんの営業方法は、プッシュ型戦略ですが、単なるプッシュではありません。
見込み客となる方々の元へ、まずは奇抜で目を引くデザインのダレクトメールを発送します。しかしその目的は、ダイレクトメールからの反響待ちではありません。
本当の目的は、後日ダイレクトメールを発送した見込み客を直接訪問し、営業を仕掛けることだそうです。
その際に、発送したダイレクトメールも持参して「これをご覧頂けましたか?」と聞くと、話が弾むとのこと。
奇抜なデザインなので、保管はしてなくとも印象に残っている場合が多く、「ああ、これね」と悪印象はほとんど持たれないそうです。
中には興味を持っていたという方もいて、その場で成約になることもあるんだとか。この営業の方法は面白いなぁと思いました。
待ちだけのプル型に加えて、相手に悪印象を持たれず、自分のストレスも少なくて済むプッシュ型。
両方を組み合わせたマーケティング戦略がうまく打ち出せれば、効果は抜群に上がりそうですね。
あなたも、自分のビジネスに合ったマーケティング戦略を、ぜひ考えてみてくださいね!
コメントを残す