ども。コピーライターノベリストの眞山です。
前回の記事で、ランディングページを作るに当たってのペルソナ設定についてお伝えしました。
今回は、ランディングページの具体的な作り方に入る前に、もう少し作る前に考えておきたいことをお伝えしていこうと思います。
ランディングページは、物語と考えると分かりやすく、また作りやすくなります。(←やっとコピーライターノベリストらしいお話ができるので、僕も少しワクワクしています笑)
訪問者は「主人公」、メンターは「あなた」
ランディングページを制作する目標とは、その縦長1ページだけで訪問者に劇的変化を与えることです。
そういう意味では、ランディングページは映画、小説、マンガと同じように「ストーリーが存在する」と言えます。
あなたが好きな映画や小説やマンガなどを思い浮かべれみてください。そしてそれに初めて触れたときのことを思い出してみてください。
週刊誌などを読んでいれば、新連載がよくあるので、この感覚は分かりやすいと思います。
初めてその物語に触れたといき、当然ながら登場人物の詳細、世界設定、その世界が抱えている問題、主人公の目標などは全て分かりません。「なんだコイツ、この冴えないキャラが主人公?」「この世界の設定はあり得ないわ~」など、どちらかと言うと無関心か、アンチに近い感情を持つと思います。
僕の場合、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「Angel Beats!」というアニメの第1話を見たときは、ご多分に漏れずこの感情が支配していました。特に「あの日見た~」は、大人も泣くアニメと言われていたので期待して見始めたのですが「ありきたりな幽霊アニメやないかい!」と心の中で突っ込んだものです。
しかし物語が進むにつれて、登場人物の抱える思いや、越えようとしている壁などが、少しずつあきらかになっていきます。
圧倒的に高い壁に立ち向かう主人公の姿を見ていると、次第に感情移入していき、気付いたら目が離せない、気が付いたら最後まで一気に見てしまった・・・!そんな経験はありますか?
僕はさっきお話した2本がそれで、見終わるときにはファンになっていました。
この感情の動き方は、ランディングページで訪問者に与えたい変化のまさにそれです。
訪問者を「主人公」、ランディングページを制作したあなたを「メンター」と考えると、ランディングページの意義がイメージとして捉えられるのではないでしょうか?
メンターとは?
メンターとは、面白いストーリーの型とされる「神話の法則」にも登場します。
神話の法則で「賢者との出会い」という項目がありますが、これがメンターになります。
主人公に課題とその解決策を示し、行動を促す役割を負うキャラクターのことです。
映画「スターウォーズ」で言うとヨーダ。
「マトリックス」で言うとモーフィアス。
マンガ「ワンピース」で言えばルフィに影響を与えるシャンクスやエース、冥王シルバーズレイリー。
「NARUTO」で言えば、はたけカカシや自来也。
「鋼の錬金術師」で言えばイズミ・カーティスなどなど・・・
キリがないのでこの辺にしておきます。一つでも「あ!こいつね!」と思ってもらえる例が提供できていれば幸いです。
メンターは、主人公に様々な情報を提供したり一緒に訓練したり、場合によっては大事な場面で手助けしたり・・・主人公が明るい未来へ向かうための道筋を具体的に示します。
一言で言えば、あなたがこのようなメンターになりましょう!ということなんです。
メンターの役割
具体的にメンターの役割を挙げていくと、こんな感じになります。
- 問題を認識させ、解決しないままだとどんなくらい未来が待つのか示す。
- 解決策を具体的に提示する。
- 行動を促す。
- 回避すべき失敗例を紹介し、主人公を助ける
- 共闘する。(一緒に取り組む)
- 明るい未来へ到達!
ランディングページも、この流れを意識して制作すると、非常に作りやすくなります。
まとめ
ランディグページは、何も見込み客を捕まえて高い商品を買わせるためのページではありません。
見込み客に明るい未来と、そこへ至る具体的道筋を提供するページです。
どんな商品でも、自信をもって制作し、魅力をPRしてくださいね!
次回以降具体的な作り方について解説していきます。
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