ども、コピーライターの眞山です。
突然ですが、こんなことで悩んだり傷ついたりしたことありませんか?
- 職場の上司に嫌われて、すごいストレス・・・
- お客さんと仲良くなれずに、うまく商談が進まない・・・
他の記事でも書きましたが、人と仲良くなれずにビジネスが好調にはなりません。コミュニケーション能力、最近ではコミュ力ともよく言いますが、これを身に着けるのは必須でしょう。
そもそもコミュ力とは?
この言葉の定義がまたざっくりですよね。恐らく決まった定義などはなく、それぞれで漠然と価値観を持っているものだと思います。
僕が思うコミュ力とは、「周囲との調和能力」と考えています。
職場での上下関係、お客様との信頼関係、友人との交流、飲み会、親戚付き合い、冠婚葬祭などなど・・・人生には色々な場面があります。
それらのTPOを全て把握し、そこにいる全ての人と良い関係を築くことができるのが、究極のコミュ力と考えます。
ぶっちゃけ、オールマイティに良い関係を築くことは不可能と言っていいでしょう(笑)友達は多いけど、職場で上下関係を意識するのは苦手とか、改まった関係は築けるけど友達を作るのが下手、などそれぞれだと思います。
しかし、コミュ力を上げたいと考えたとき、目指すのは全てのTPOをわきまえ、その場の人全てと良い関係を築くというポイントを目指すことになろうかと思います。
その中で僕が心がけていることを紹介します。
1.人を好きになる
いきなりムチャぶりかもしれません。でも、人を好きになるということがまず大前提です。
僕は元々人が嫌いでした(笑)かなりハッキリ伝えますけど、すぐにうざったく絡んでくるし、約束は破るし、かってに行動するし・・・挙げればキリがないほど様々な理由で人嫌いでした。
そういう精神状態のときは、僕の回りに人はあまりいませんでした。当然です。かなりのダメ男だったと思います。
しかし、そんな僕に転機が訪れます。営業の仕事に就き、人付き合いをしてお金を稼ぐような環境になったのです。嫌でも、毎日人を話さなければなりません。来る日も来る日も、関わりたいとは到底思えない人たちと、です。
最初はそんな状況なので、全くうまくいきませんでした。これではいけないと、少しずつ意識を変えるように努力していったのです。
まずは、人を好きになる、というところでした。
好きになるとは言い換えれば、他人に興味を持ち、他人の長所を見つけるということです。
自分が関わりたくない人にでも、気持ちを向ければ少しずつ心が通い合えることが分かってきたのです。
一番のターニングポイントは、ある企業を新規顧客にあげたときでした。
職種は伏せさせて頂きますが、先輩からある企業を紹介され「この会社は仕事をいっぱい持っているから電話して仕事をもらって」と指示されました。翌日早速電話してみると「うちは昔からの取引先があるから、二度と電話しないで!」と、取り付く島もありません。それを先輩に報告すると、意外なリアクションをされました。
「分かった。じゃあ毎日電話をかけて」
・・・へ??当時の僕は耳を疑いました。
二度と電話をかけるなと言われたのに、毎日かけろと言うのです。
それからストレスと戦いながら、毎日その会社に電話をかけました。そのたびに怒られるか、ガチャ切りをされるかどちらかです。電話をかけるたびに気持ちが沈んでいくのが分かりました。
いつまでこんなことせなあかんのだろう・・・と思っていたある日、その会社に電話を入れると、珍しく担当者の機嫌がよく、その会社の仕事の話をしてくれました。たまにこちらに受注できる案件があるようだ、と始めて知りました。
僕は先輩と相談して、その会社専門の案内書を作成し、先輩と持参します。するとなんと!仕事を受注できたのです!
「かけるなって言うのに、毎日かけてくるから、嫌でも気になってたよ。根性座ってるよね。これからよろしくね」
そんな言葉をかけてもらい、思わず涙が溢れそうになりました。
他人とは分かり合えるものだ。このとき強く感じ、人嫌いが一気に薄らいだ気がしました。
それからは、他人に興味を持つことが自然にできるようになりました。興味を持つ、とはもう少し具体的に示すと、三つになります。
・他人が何を望んでいるかを想像すること。
・他人との共通点を見出す、もしくは作りだし、親近感を持ってもらうこと。
・他人の話を良く聞くこと。
これは営業で学んだ対お客さんとの関係を良好にするために自分で考えたことですが、何もお客様相手だけに当てはまるものではありません。
最もよく分かるのは、恋愛関係において、です。
好きな異性に出会ったら、当然仲良くなりたいと思います。そのために、プレゼントを贈ったり、楽しく話したいと思ったことはありますよね?
プレゼントを贈るときは、異性が何を望んでいるか?何が欲しいのか?を考えます。
楽しく話すためには、その人の好きなことや趣味を知って自分も深め、共感できる話題を持てるようにします。好きなアーティストが同じだったら、ライブに行こうと誘うこともできますよね。
当然ながら、その人の話もよく聞いて、どんどん質問して内容を広げます。「ふーん」で終わらず、話の中で興味を持ったことや引っかかったことを質問していくと、答える方は嬉しくなるものです。
上記のポイントは、人生の色々な場面で使える、他人との関係を良好にしていくためのポイントだと思っています。
2.常に謙虚で笑顔
もう一つ考えたのがコレ。謙虚な姿勢というのは、上司・先輩など目上の方に対するときは非常に大切です。
仕事付き合いの中では、様々なマイナス感情が巻き起こるのが当然です。お願いしたことを忘れる、約束と違う、人使いが荒い・・・働く人なら誰でもイラッとすることはあるでしょう。
しかし、それを笑顔で受け入れる寛容さが大事です。
不快なことがあるとすぐムッとした顔になる人もいますが、できる営業マンは違います。常にニコニコしています。実はこういう人ほど腹黒くて実は何を考えているか分からないのです(笑)
しかし表向きは謙虚で明るい印象があるので、上司からもお客さんからも好かれます。
アホなことを言われても、爽やかに受け取る。反論するときでさえも笑顔で。こういう謙虚な姿勢が大事です。
3.プラス思考
これは、誰と接するときでも同じです。一見マイナスな内容にしかならないような会話でも、とらえ方を変えてなるべくプラスの方向に持っていくことが大事です。
例えば「運動し過ぎて筋肉痛だわ~」とぼやいている人には「筋肉が超回復していて、強くなってる証拠じゃん!」というような感じです。
あまりにも不自然にプラスにもっていくのは良くないですが、気分が沈むような会話をするよりは、明るなれるような会話をしている方が気持ちがいいものです。
仲の良い友人との酒の席など、思い切り愚痴りたいときは別として、基本的に会話はマイナスにいきそうになったら、捉え方を変えればプラスにできるポイントを探していくと、良い人間関係が築きやすくなると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕自身の体験では、このようなことを心がけていると、自分が苦手とする人とでも会話が弾むようになりました。
気がつくと、苦手と感じる人がほとんどいなくなっていたのです。
友人からも「お前は楽しい会話のときは楽しそうだけど、興味ない会話のときは見るからにつまんなそうだな」と言われていたのですが、最近では全く言われません。実際つまらない会話というのが非常に少なくなりました。買う気のない商品の営業をされているときくらいですかね(笑)
すぐに自分の考え方を変えることは不可能です。しかし、変えようとする意識を持つことは可能です。その意識から変化が次第に生まれていくものです。
コミュ力アップを希望されている方は、参考にしていただければありがたいです。
今回はこの辺で。
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