ども、眞山です。
前回まで、ストーリーテリングを生かすために、面白いストーリーの法則とさる「神話の法則」を紹介しました。
今回は、実際にどうやってビジネスに生かしていくかをお伝えします。
前にも伝えた通り、コピーライティングにおいてストーリーの要素を導入すると、読者に興味を持ってもらい、信頼してもらい、実際に行動に移してもらいやすくなります。
あなたのビジネスが、各段に加速すると言っても過言ではありません。
面白い物語とは「対立」と「葛藤」が含まれる
面白いストーリーの構成例として、「神話の法則」の12要素を紹介しましたが、もう少し単純に表現すると、この二つです。
どんなに長編の物語を作ったとしても、この二つの要素が入ってなければ、読者の興味を引き付け、最後までハラハラしながら読んでくれることはありません。
主人公と仲間たちが、何の弊害もなく順調に成長していく物語。もし読んでみたらどう思いますか?
RPGでいえば、何のイベントもないまま魔王と戦って、気付いたら平和になっていた、なんて流れになります。退屈この上ないですよね。というか、最後まで読みません(笑)
主人公と対立する敵、もしくはライバルの存在。これは物語を構成する上での最低条件です。敵やライバルがいなければ、主人公は葛藤しませんし、その結果成長もしません。
敵がいて、さまざまな障害があって、それらを悩み苦しみながら克服し、乗り越え、成長していく。
簡単に言えば、これが面白いストーリーです。
神話の法則とともに、これも意識しながら組み立ててみてください。
では、実際にストーリーテリングをどのように活用すればよいのでしょうか?
ストーリーテリングを生かせる3つの媒体とは?
ストーリーが存在するということは、それなりに文章量が必要になります。
もちろんショートストーリーを使うこともあり、それでも読者の心にあなたの主張を伝えることはできます。しかし、神話の法則は使えませんし、心の動き方もそれなりになってしまうでしょう。
しっかりと読者の心に働きかけるには、登場人物の状況や動き、葛藤を詳しく伝える必要があります。必然的に文章量もそれなにりになってくるでしょう。
そんな条件でストーリーテリングを効果的に生かせる媒体は、以下の3つです。
- プロフィール
- メルマガ(ステップメール)
- ランディングページ(セールスレター)
プロフィール
これが最もストーリーテリングを生かせることができます。
あなたの実績や人柄を、ストーリーを交えて伝えることでより強くブランディングすることができます。
あなたがどんな悩みを抱え、どんな困難を乗り越え、現在の状況にたどり着いているのか。しっかりと読者にイメージを与えることができ、親近感や信頼を得やすくなります。
3000文字くらい使って、読者を飽きさせないようにしながら作り上げると、強力な武器になるでしょう。
メルマガ(ステップメール)
メルマガでも、最初に自己紹介をする場合が多くあります。そんなときに、ストーリーテリングはうってつけです。
プロフィールほどの長文は作りこまない場合が多いと思います。しかしこの場合も、端的にあなたの生い立ちや思いを物語風に書き連ねることで、1通目からあなたへの親近感、信頼を得やすくすることができます。
2通目以降も、読者に情報だけを提供するというより、ショートストーリーを織り交ぜながら、情報に加えてイメージを鮮明に与えることができます。イメージできる文章の方が、読者の記憶に残りやすいものです。
ランディングページ(セールスレター)
ランディングページは、様々なストーリーの複合体とも言えます。
例えば、あなたの商品をセールスするためのランディングページだった場合、最低でも以下のようなストーリーテリングが必要になります。
- あなたの商品を購入することで、お客様が得られるメリット
- あなたの商品を開発するまでの想い
- 利用者からの声(複数名)
その外にも、構成によっては様々な場所で使用することができます。
まとめ
- 面白い物語を作るには、「神話の法則」や「対立と葛藤」を意識して構成する。
- プロフィール、メルマガ、ランディングページで特に生かす。
ぜひ、あなたのビジネスでも活用してみてください!
次回は、具体的な使用例を紹介していきますね!
今回はこの辺で。
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