こんにちは、コピーライターの眞山です。
僕は、ビジネスに物語の要素を取り入れる、ストーリーテリングを推奨しています。
前回の記事で、ビジネスにストーリーを盛り込むことの大切さをお伝えしました。
今回は、もう少し具体的にストーリーの必要性をお伝えしていきます。
Webでのコピーライティングに立ちはだかる3つのnotを知っていますか?コピーライティングを勉強している方なら、すでに御存知の方お多いかもしれませんね。
3つのnotとは、not read(読まない)、not belive(信じない)、not act(動かない)のことで、webでのコピーライターたちはいつもこの3つの壁と戦っています。
つまり、この壁を破壊したライターだけが、結果を出すことができると言っても過言ではありません。
3つのnotとは?
そもそも僕たちコピーラーターは、自分なりお客様の価値、もしくは商品の価値を発信するために、知恵を絞って記事にしています。
そして読者さんが、その記事を読むことによって、何らかのプラスの変化を体験して頂こう、という目標を持っています。
しかし、そこに立ちはだかるのが、この3つの壁。
not read(読まない)
そもそも論として、読者さんはweb上の文章を全て読もうとしません。
せっかくあなたのブログやランディングページにたどり着いたとしても、少し読んで「つまらない」「分かり辛い」「欲しい情報じゃない」などと、読むのを止めてしまいます。
これは、web上に情報が溢れていることが原因です。
例えばあなたが、「料理が好きだからカレーライスの作り方をwebで発信しよう」と思い、ブログを作り込んだとします。
しかし、「カレーライスの作り方」というキーワードで検索したら、それを紹介しているレシピがごまんと現れます。
中には、あなたでは思いもしなかった作り方を紹介しているブログもあるはず。
検索する人からすれば、あなたの作り込んだブログ以外にも、欲しい情報が得られるサイトはたくさんあるのです。
少しでも自分が求めている情報と違う、もしくは情報が少ないと感じたら、すぐに「戻る」のボタンをクリックされてしまうんです。
かく言う僕も、消費者としてそんな行動をとったことは何度もあります。
特に旅行の行先を調べているときに多いですね。「値段が分からない」「場所が分からない」「口コミがない」などど、いくつものサイトを見てから、行先を決めています。
最後まで読まずに離れたサイトは、かなりの数に上ります。
not belive(信じない)
not readの壁を越え、最後まで記事を読んでもらえたとしましょう。
次に立ちはだかるのは「信じてもらえない」という壁です。
これも、web上でと考えれば当然の話。
なにせ書き手であるあなたの経歴を始め、顔も声も分からないのです。
「言ってることは分かるけど、この人のことが信じられないよなぁ」
「この人が言うような効果が、本当に得られるかは判断できないよなぁ」
こんな不安な気持ちから、あなたの記事が気になりつつも、結局他の記事に移ってしまうということになります。
しかし、仕組みを整えることができれば、この壁を破ることは可能です。そうして、この壁もこえ、信頼を獲得したとしましょう。
次に現れるのが最大の壁です。
not act(動かない)
あなたを信じることができても、大部分の方は動きません。
記事には、メルマガ登録や商品購入、セミナー申込、入塾など、様々な目的があるはず。その最終目標が達成できないという、一番憂慮すべき壁になります。
最もあるあるな理由は「商品が高額」という理由ですよね。
僕もこの理由でnot actしたことが何度もあります。つい先日も…(笑)
無料でのメルマガ登録などとは違い、読者にとって大きな決断を迫られるアクションを起こしてもらうには、相当なエネルギーが必要です。
しかしこの最難関を乗り越えないと、極端に言えば目的は果たせません。コピーライターとしては失格ということになってしまうでしょう。
ストーリーテリングを使って、それを破壊する!
webでのコピーライティングに立ちはだかる3つの高い壁。その強固な様子がイメージできましたでしょうか?
しかし、僕の推奨しているストーリーテリングを使えば、この壁を破壊しやすくなります。
次回の記事では、それを具体的に説明していきましょう。
今回はこの辺で!
次の記事:「3つのnot」を破壊する!ストーリーテリングの力とは?
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