音声配信メディアでの番組を作る!その企画の立て方を紹介します。

ども。コピーライターノベリストの眞山です。

コピーライターがお送りする、音声番組の作り方です(笑)

音声番組は、あなたの価値を手軽に発信できる、非常に良い方法です。

音声メディアで、あなたの価値を発信しませんか?

コピーライターといっても、ボイスドラマを制作していましたので、音声番組制作に関する知識・経験があります。

今回は、音声番組の作り方をお伝えします。慣れれば楽しいし、番組の量産もできるようになりますよ!

1.番組の企画を考える

12分と制限時間が設けられているradio talk以外は、企画の立て方はどのメディアでも同じです。

ラジオ番組をイメージしていただければ、だいたいどんな感じになるのか雰囲気は掴めると思いますが、普通のラジオ番組とwebラジオでは、決定的に違う点があります。

ラジオ番組を聞く目的は、主に「暇つぶし」。

テレビを見るような感覚です。よくカーラジオを聞く方は多いと思いますが、なぜ聞くかというと運転中に静かなのがいやだ、音楽が聞きたい、と言った理由です。

一方で、webラジオを聞く方というのは、目的がハッキリしています。

リスナーは自分の聞きたい番組を自由に選べるため、「移動中に英会話を覚えたいから」「スキマ時間にマーケティングを勉強したいから」と言ったスキルアップだったり、「好きな番組が更新されたから」など、すでに聞きたい番組が決まっていたりします。

あなたがこれから番組を作るとしたら、あなたのビジネスのPRだったり、あなたの情報の価値が明確に分かるテーマにしましょう。

基本的には、あなたのブログやサイトへの誘導を目的とすると思いますので、それと同じ内容にすると良いと思います。

なおかつ、ネタが尽きない内容で、自分が楽しく話せるテーマであることが大事です。

そして一度決めたテーマは、途中で変えない方が良いです。リスナーが求める情報の配信が終われば、いとも簡単にあなたの番組から去って、他の番組に流れてしまいます。

2.簡単な企画書を作る

どんな内容を話す番組にするか決めたら、次は簡単に企画書を作りましょう。カッチリとしたものはいりません。

企画書で決めるものは、主にこんな内容です。

番組名(チャンネルタイトル)

テーマを元に、リスナーが興味をひくようなタイトルを考えます。

一目で、どんな内容の番組なのか、何を得られるのかが分かるような名前にして下さい。

参考に、僕がpod castで聞いた中で印象に残っている番組名をいくつか挙げておきます。

リッチマインドインストール

マインドの転換をしたい方へおすすめの番組。やや話し方は気になりますが、お金持ちの考え方を勉強できます。

きくドラ

文学作品をラジオドラマや朗読で数分に凝縮して聞くことができます。有名なのに読んだことのない文学作品って多いですよね。その内容を、耳で聞いてざっくり知ることができます。なんか番組名がオシャレ?ですよね。

女子になれない女たち

20代の非常勤・予備校性・就活生の女性3人が送るトーク番組。20代女子のリアルがよく見えてくる番組です。あまりのナチュラルさに吹いてしまうことも多々あり。

あ、今週のジャンプ読んだ?

どんな内容か一目瞭然ですよね。こんなシンプルなタイトルは、ターゲットが明確で好きです。

トーク人数

一人で話すのか、複数で話すのかを検討します。
個人事業で集客・サイトへのアクセスアップ狙いなら、最初は一人でいいでしょう。その方が自分のペースで無理なく作ることができます。

複数で収録する場合は、それぞれの役割を決めておきましょう。

ボケとツッコミではないですが、話し役と聞き役、問題提示と解決策提示など、役割が明確化していると聞きやすい番組になります。

できるならですが、男性と女性など、声質が違う人で組むとリスナーが聞きやすいです。

たまに男性3人とか4人のトーク番組も聞きますが、正直音声だけだと誰が誰やらわかりません(笑)

声質が似ている人なら二人、明らかに違う人なら三人くらいまでが、聞きやすい限度の人数になると思います。

そして人数が決まったら、それぞれのキャスター名を決めておきます。よほどの意図がない限り、本名かビジネスネームで良いでしょう。

内容構成

簡単に、1回の放送はどんな話の流れでどれくらいの時間配分で話していくかを決めておきます。

原稿でカッチリ固めてしまってもいいのですが、あまりおもしろくありません。話す内容だけをざっくり箇条書きにして書いておくと、自然な形で話すことができるでしょう。

1つのエピソードの時間ですが、一人で話す場合、集中して聞くことができるのは10~15分程度です。それ以上になると、途中で意識がボーッとどこかへ飛んでしまうこともあります。

ラジオ番組のように、途中でジングル(短いBGM)や歌、効果音を入れて、リスナーの集中力を保つこともできます。しかし一つの長時間の番組を作るよりも、短い時間で充実した内容の番組を数多く配信した方が良いです。

番組数が増えた方が、音声配信メディアの運営サイドが「優良チャンネル」とみなしてくれて、おすすめ欄で番組を紹介してくれたりします。その方が、新規リスナーを獲得しやすいですからね。

タイムスケジュール

10分程度の番組を作る場合、おすすめの流れをご紹介します。

1.オープニング 0:00~1:00

テーマ曲から入り、自己紹介、簡単な近況など、このエピソードのテーマなど。

2.メインテーマ 1:00~9:00

今回伝えたいテーマの詳細な紹介。ブログで言えば、1記事の内容に当たる。

3.CM 9:00~9:30

あなたのCTAで紹介している内容や、セミナー・イベント情報・商品の宣伝などです。あなたが話すのではなく、違う人の声で伝えるとCM感が強くなり、よりリスナーの印象に残りやすくなります。

4.エンディング 9:30~10:00

今回のまとめ、次回予告、サイトへのアクセスを促すなど。長々話すよりサクッと終えた方が良いです。

オープニングとエンディングは、あらかじめ定型文を作っておき、声優さんに読んでもらった音声を使いまわしでもいいかもしれませんね。

時間配分は、多少前後してもかまいませんし、全体の時間は多少長くても短くてもOKです。あえて3分等の短い時間にして、毎日配信している方もいます。

まとめ

ここまでできたら、簡単ですが企画書の完成です。作ろうとしている番組の全貌が見えてきているのではないでしょうか?

次回以降、収録前に準備しておきたいことをまとめますね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1982年生まれ。 専門学校卒業後、シナリオライタースクールで約学ぶ。ラジオドラマで、著者の作品が採用され、番組化された。 その後、営業職に就くが、仕事の合間にボイスドラマ制作サークルを立ち上げ、脚本やディレクションを担当。 10本以上の作品を制作し、ポッドキャストで無料配信した作品は、ランキング1位獲得。全国的にも有名なサークルへ成長する。 その後、結婚を機にサークル活動は引退。 1人で作成できるweb小説を書き始め、コンクールで入賞。 その後、コピーライターのスクールに入り、webマーケティングを学ぶ。 現在はコピーライターとして週末起業。ブログ記事作成や、LP作成、ステップメール作成、補助金申請書類作成代行等を行う。 顧客は、整体院、書道教室、コンサルティング会社、オーダースーツ、工務店、結婚相談所、エステサロン、服の修繕業者など多数。 家族は妻と2歳の長男、セキセイインコ。 将来の夢は、ライティングで独立し、芸能プロダクションを設立すること。