ども。コピーライターの眞山です。
本記事が初投稿になります。よろしくお願いします。
僕は、ビジネスにストーリーテリングを取り入れることを推奨していす。ストーリーテリングとは簡単に言えば、自分の主張したい想い・コンセプトなどを、それと関連したストーリーを織り交ぜて伝えることで、より深く相手に印象つげる方法のことです。
僕は以前脚本や小説の書き方を勉強していました。ストーリーの面白さや強さ、魅力を肌で感じています。
ストーリーには人の心を動かす力があります。あなたも、映画や小説、ゲームなどを見て主人公に同情したり、時には涙したことも笑い転げたこともあるんじゃないでしょうか?
目には見えないものの、確実に人に影響を与える「ストーリー」。これは、ビジネスを考える上で無関係ではありません。
むしろ、ストーリーを積極的にビジネスに取り入れることで、見込み客や顧客の心を動かすことが、競合相手から一歩抜きん出るチャンスにもなります。
人は必ずストーリーに触れている
人はおぎゃあと生まれてから今日までに、少なからずなんらかのストーリーに触れています。あなたももちろん例外ではないはず。
例えば、好きな映画は何ですか?と聞かれて、咄嗟に何が思い浮かびますか?
同じように、好きな小説は?好きなゲームは?好きなドラマは?
これらの質問に何一つ答えられないということは、まさかないですよね?(笑)
ちなみに僕は、好きなドラマは「半沢直樹」、好きなゲームは「クロノ・トリガー」、好きな小説は司馬遼太郎の「燃えよ剣」や「関ヶ原」。他にも映画で言えば「スターウォーズ」とか…あげるとキリがないので、この辺でやめておきます(笑)
物語の書き方を学んでいた僕は例外としても、物語が嫌い!という人も、中にはいるかもしれません。しかしそんな人でも、桃太郎の話くらいは知っているはず。
どんな好き嫌いや得意不得意がある人でも、例外なくなんらかのストーリーに触れて、僕たちは生きているんです。
本能的に人は「ストーリーが好き」
ストーリーに例外なく触れているのは、なぜでしょうか?
一言で言えば、本能的に人はストーリーが好きだからです。
映画やドラマがない時代でも、ストーリーは存在していました。
江戸時代は歌舞伎や人形浄瑠璃。それより遡れば平安時代の源氏物語や平家物語。さらに遡れば、古事記も歴史書というよりは、日本を建国したと伝えられている人々が紡ぐ物語と言えます。
数千年も前から、人間は物語とともに生きてきました。これは外国も変わりありません。
本能的に僕たちがストーリーに触れているのも、自然の流れと考えられますよね。
ストーリーの持つ2つの力とは?
しかしストーリーの良さは本能的に求められているから、では納得いきませんよね?
具体的にどんなところに力を隠し持っているのでしょうか?僕は、大きく2つだと思っています。
- 主人公に共感する。
- 主人公を信頼する。
それぞれ具体的にどういうことか、見ていきましょう。
主人公に共感する
物語の主人公は、必ずなんらかの葛藤を抱えています。
ビジネスで言えば、集客ができない、ホームページが作れない、クレーム対応に苦慮している、など色々悩みがあるでしょう。
物語に登場する主人公が、読者と同じことで悩み、葛藤していたとすれば、「この後彼はどう動くんだろう?」と興味を持ちます。
主人公を信頼する
物語に登場する主人公は、何らかの経歴があり、人間関係があります。私たちと同じく、血が通っているキャラクターなのです。
ただ単に「僕はコピーライターです」と自己紹介するより、「僕は23歳、一浪した後〇〇大学を卒業し、あるweb広告代理店に入社しました。新規顧客を獲得するなど実績を上げましたが会社の方針が時代に遅れていると感じ、独立してコピーライターになりました」と言う方が、圧倒的に親近感が湧きますよね?
その人の背景にあるものが見えると、人はその人をより身近に感じ、信頼を深めやすくするのです。
まとめ
いかがでしょうか?ストーリーはあまり重視されていないとはいえ、強い力を秘めているんです。
これをビジネスに利用しない手はありません。
次回は、具体的なストーリーテリングの手法を紹介していきますね!
次の記事:Webでのコピーライティングに立ちはだかる「3つのnot」とは?
そんでは、今回はこの辺で!
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