初心者必見!0から始めるライトノベルの書き方5ステップ

こんにちは。まやまです。

今回は、ライトノベルの書き方について、初心者向けの具体的な方法をご紹介します。

以下の項目について解説していきます。

1.ライトノベルを書く前に考えておきたいこと

2.プロットの考え方

3.登場人物の作り方

4.世界観の構築

5.文章表現の工夫

↓動画でもご覧いただけます↓

それでは、順番に解説していきます。

1.ライトノベルを書く前に考えること

ライトノベルを書く前には、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。それらをここで説明していきます。

ジャンルやテーマ、ターゲット層について

まず最初に、ライトノベルのジャンルやテーマ、ターゲット層を考える必要があります。ライトノベルには、異世界ファンタジーや学園もの、恋愛もの、SFなど様々なジャンルがあります。その中から、自分が書きたいジャンルやテーマを選ぶことが大切です。また、ライトノベルは主に10代から20代の若者層に向けて書かれているため、その層の好みや興味を惹く内容にすることも必要です。

自分の書きたいストーリーについて考える

次に、自分が書きたいストーリーについて考えます。ストーリーには、「設定」「プロット」「登場人物」の3つの要素があります。設定とは物語の舞台や世界観のことで、プロットはストーリーの筋道や展開のこと、登場人物はストーリーを進めるためのキャラクターのことです。これらの要素を考え、ストーリーを作り上げていくことが大切です。

さらに、自分のライトノベル作品には何を求めるのかを明確にすることも重要です。ただ単に面白いストーリーを書くだけでなく、読者に感動や興奮を与えることができるストーリーを書くことが目標になるでしょう。

以上のことを踏まえ、ライトノベルを書く前には、ジャンルやテーマ、ターゲット層を考え、自分の書きたいストーリーを練り上げることが大切です。

2.プロットの作り方

プロットの基本的な構成要素について

プロットは、物語の骨組みとも言えるものです。まずはプロットの基本的な構成要素を把握しましょう。

プロットの基本的な構成要素は以下の通りです。

* 起点(エキスポジション)

* 目的地(クライマックス)

* 障害(コンフリクト)

* 進展(展開)

これらの要素を組み合わせることで、物語の流れを作り出します。

プロットの種類

また、プロットには種類があります。例えば、アクションもの、ラブストーリー、ミステリーなどです。ジャンルによっても、プロットは異なります。自分が書きたいジャンルのプロットを選びましょう。

ライトノベルにおけるプロットの種類は多岐に渡りますが、代表的なものをいくつか挙げると以下のようになります。

1.スポットライト型

主人公や登場人物が一つの問題や事件に直面し、それを解決するまでを描いた物語です。読者が一つのエピソードを楽しめる点が特徴です。

2.リンク型

複数のエピソードやシナリオを持っていて、それらが繋がって全体的なストーリーを形成しています。独立したエピソードを楽しめる点と、総合的な物語がある点が特徴です。

3.シリーズ型

同じ主人公や世界観を持った複数の作品を描きます。一つの作品で描ききれなかったエピソードや、新たな展開を加えることで物語を広げることができます。

4バトルロイヤル型

主人公たちが戦いを繰り広げる物語です。バトル要素が強く、戦闘シーンの描写が魅力的な作品が多くあります。

以上が代表的なプロットの種類です。ただし、これらに限定されるわけではなく、様々な要素を組み合わせたオリジナルのプロットを作ることもできます。

3.登場人物の作り方

登場人物の重要性

登場人物は物語を面白くする上で非常に重要です。登場人物に魅力的な性格や個性を持たせることで、読者に共感や感情移入を促し、物語に没頭してもらうことができます。

まず、主人公以外の登場人物にもしっかりと個性を持たせることが大切です。主人公だけが魅力的であれば、読者は物語に飽きてしまいます。また、登場人物同士の相性や関係性も重要であり、それらをうまく描写することで、物語に深みを与えることができます。

登場人物の設定方法

登場人物の設定方法についてですが、まずは外見からイメージを膨らませることが一つの方法です。容姿だけではなく、衣服や小物なども設定して、キャラクターの印象を明確にすることができます。

性格設定、心理描写について

また、登場人物の性格設定も重要です。性格を決めるときは、その登場人物が何を求めているのか、どのような過去を持っているのか、どのような状況にいるのかを考慮しましょう。そして、その登場人物に合った行動やセリフを書くことで、その人物の個性を明確にすることができます。

さらに、登場人物の心理描写も大切です。心の中で何を感じているのか、どのように考えているのかを描写することで、その登場人物の深層心理や葛藤を読者に伝えることができます。ただし、心理描写は上手く表現しないと逆に読者にストレスを与えてしまうので、バランスを考えながら描写するようにしましょう。

以上が、登場人物の作り方についての基本的な考え方です。物語を面白くするために、登場人物にしっかりと個性を持たせ、心理描写を上手く使いながら描写することが大切です。

4.世界観の構築

世界観の重要性について

ライトノベルにおいて、世界観は重要な要素の1つです。読者は物語が展開する舞台背景や用語、文化に興味を持ち、そこに没頭することで物語に引き込まれていきます。そのため、世界観を構築することはライトノベル作品の成功につながる重要なポイントです。

世界観の作り方や伝え方

まず、世界観を構築する際には物語の舞台を設定することが重要です。どのような世界観を作りたいのか、どのような時代背景や社会的な制度があるのか、自分が書きたいストーリーに合わせて考えましょう。

用語や文化の設定について

次に、用語や文化を設定することも世界観構築のポイントです。登場人物や舞台で使われる言葉、またはそれぞれの社会的背景や習慣など、物語に登場するもの全てに、独自の用語や文化を設定することで、世界観を一層リアリティあるものにすることができます。

また、世界観を伝える方法として、登場人物たちが物語を進めながらその世界観について説明する方法があります。しかし、読者は過剰な説明を望まず、物語の中で自然に世界観を理解できるように工夫する必要があります。

以上のように、世界観構築には工夫が必要ですが、その努力が物語の魅力を高め、読者の興味を引き付けることができます。

5.文章表現の工夫

文章表現の重要性について

ライトノベルを読むと、読者を魅了する文章表現が多数存在しています。そのような文章表現があることで、読者はストーリーに没頭し、登場人物たちと共に感情移入することができます。ここでは、ライトノベルを書く上での文章表現の工夫や効果的な使い方について説明します。

まずは、文章表現の重要性について説明しましょう。文章表現があることで、登場人物の心情や感情、環境、空気感などを表現することができます。また、読者に直接的な情報を与えずに、彼らに想像力を刺激することができます。このように、文章表現は、作品の深みを増やし、読者の感情移入を促す上で非常に重要な役割を果たしています。

効果的な文章表現の方法

次に、効果的な文章表現の方法について見ていきましょう。効果的な文章表現の一つに「具体的な描写」があります。例えば、「彼女は可愛かった」という表現よりも、「彼女は白い肌に赤い唇を持ち、その表情は甘く微笑んでいた」という具体的な描写がある方が、読者により鮮明なイメージを与えることができます。

また、効果的な文章表現のもう一つに「意外性のある表現」があります。例えば、「彼女の靴の音が近づいている」という表現よりも、「彼女の靴の音がギュルギュルと近づいている」という表現の方が、読者に印象を与えやすくなります。

さらに、効果的な文章表現の方法に「感情の表現」があります。ライトノベルでは、主人公の感情移入を促すために、直接的な表現が多用されます。例えば、「彼は悲しみにくれていた」という表現よりも、「彼は涙を流しながら、悲しみにくれていた」という表現が、読者に印象を与えやすくなります。

また、表現には多様性を持たせることも大切です。同じ表現を繰り返すことは避け、バリエーション豊かな表現を使うことで読み手の飽きを防ぐことができます。例えば、同じ場面でも主人公の感じ方や見る視点を変えることで、違った表現をすることができます。

さらに、描写表現も重要です。読み手が物語の中に没頭できるよう、繊細で豊かな描写が必要です。例えば、主人公の感情や感覚を具体的に表現することで、読み手に共感を与えることができます。また、物語の中で出てくる風景や音、匂いなどを緻密に描写することで、物語の世界観をより深く読み手に伝えることができます。

文章表現については、多読やライトノベルをたくさん読むことで、自然と感覚が養われます。また、自分で書いた文章を何度も読み返して、不自然な表現や繰り返しを直すことも大切です。少しずつでも、自分の文章表現を磨いていくことが重要です。

まとめ

ライトノベルを書く上で大切なポイントをまとめてみました。これらのポイントを押さえることで、より完成度の高い作品を生み出すことができます。

・ライトノベルを書く前には、ジャンルやテーマ、ターゲット層について考えることが大切です。自分の書きたいストーリーに合わせて、設定やストーリー展開を決めることができます。

・プロットは物語の骨格となる部分であり、基本的な構成要素を理解しておくことが重要です。また、プロットの種類や展開方法を学ぶことで、より面白い物語を構築することができます。

・登場人物は物語を支える重要な要素であり、設定や性格設定、心理描写にもこだわりましょう。読者が共感できるような魅力的なキャラクターを作ることが大切です。

・世界観を構築することで、より物語に深みやリアリティを与えることができます。用語や文化の設定にもこだわりましょう。

・文章表現にはこだわりを持つことが大切です。効果的な表現方法を学び、読者を引き込むような描写表現を工夫しましょう。

これらのポイントを押さえることで、より魅力的で面白いライトノベルを書くことができます。また、文章の添削サービスを利用することで、より質の高い作品を作り上げることができます。

私の添削サービスもご利用ください。

ぜひ、小説の添削サービスを利用して、より良い作品を生み出してください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

1982年生まれ。 専門学校卒業後、シナリオライタースクールで約学ぶ。ラジオドラマで、著者の作品が採用され、番組化された。 その後、営業職に就くが、仕事の合間にボイスドラマ制作サークルを立ち上げ、脚本やディレクションを担当。 10本以上の作品を制作し、ポッドキャストで無料配信した作品は、ランキング1位獲得。全国的にも有名なサークルへ成長する。 その後、結婚を機にサークル活動は引退。 1人で作成できるweb小説を書き始め、コンクールで入賞。 その後、コピーライターのスクールに入り、webマーケティングを学ぶ。 現在はコピーライターとして週末起業。ブログ記事作成や、LP作成、ステップメール作成、補助金申請書類作成代行等を行う。 顧客は、整体院、書道教室、コンサルティング会社、オーダースーツ、工務店、結婚相談所、エステサロン、服の修繕業者など多数。 家族は妻と2歳の長男、セキセイインコ。 将来の夢は、ライティングで独立し、芸能プロダクションを設立すること。