第6章 取引先の社長はパンチパーマで怖い【社畜もなかなか悪くない】

やかましい蝉の声がそこかしこに響く中を、おれと安藤は歩いた。今日も35℃を越えているそうだ。真夏の暑さがジリジリと、不快にスーツにへばりつく。外回り営業は、こんな暑いときでもネクタイと上着が欠かせないから困ったものだ。早 … 続きを読む 第6章 取引先の社長はパンチパーマで怖い【社畜もなかなか悪くない】